寿町の越冬を支援するチャリティーライブ-元プリプリメンバーら

遠峰あこさん(藤沢野宿の仲間の座談会「春が来た!生きていて良かったかもしれないコンサート」より)

遠峰あこさん(藤沢野宿の仲間の座談会「春が来た!生きていて良かったかもしれないコンサート」より)

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 ライブハウス「7th AVENUE」(横浜市中区山下町252)で12月22日、中区寿町で年末年始に行われる炊き出しなどを支援するチャリティーライブ「Heart and Hertz 横浜寿町越冬支援チャリティ1st」が行われる。

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 同ライブは、近年関内駅周辺の路上生活者の人数が約1.5倍に増え、炊き出し食数の見直しが必要になったことなどから企画された支援活動の一環。年末年始の炊き出し支援が30年以上続くなか、チャリティーライブは初の試みとなる。当日は年末年始の炊き出しスケジュールを来場者に配布する予定。

 出演アーティストは、ロックバンド「プリンセス・プリンセス」元メンバーの中山加奈子さん率いる「中山加奈子ユニット」、アコーディオン歌姫の民謡バンド「遠峰あこと爛漫社中」、島歌をうたう男女2人組ユニット「寿 kotobuki」。

 炊き出しイベントは、12月28日から来年1月4日まで寿公園(中区寿町3)で実施。期間中は会場に生活や労働、医療、法律関係の各種相談コーナーを設け、炊き出しや年越しそばの提供、もちつき、路上ライブ、芝居をおこなう。寿生活館4階(中区寿町3)では、カラオケ大会、囲碁・将棋大会、新春歌謡演芸会などを予定している。

 寿越冬事務局を務める寿支援者交流会事務局長の高沢幸男さんは「年末年始は連日、毛布やカイロを持参し野宿生活者を訪問しており、これらの活動に利用する毛布やカイロも募集しています」と話す。

 寿支援者交流会は「路上や寿町と市民社会をつなぐゆるやかなネットワーク作り」を目的として1993年に結成された団体で、野宿者が多い地区のパトロール、交流会、学習会などの活動を行っている。

 ライブは18時開場、18時30分開始。前売り3,000円、当日3,500円(ドリンク代別途)。問い合わせは横浜寿町音楽班(TEL 045-641-5599)まで。

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